Impactism
宣言 インパクト本位制 根拠 反論 読む 組織の方へ English
ライブラリー

読む

この考えに名前を与えた書籍と、その土台となるライブラリー。議論を支えるすべての研究と本に注釈を付け、私たちに不利なものも含めて公開しています。どうぞ答え合わせをしてください。

書籍・執筆中

The Impact Standard

人生を貢献で測る世界のための、本格的な論証です。資本主義を置き換える試み、誓約や点数で繕う試み。これまでの挑戦の墓場を歩きながら、双方の陣営が見落としたただひとつの一手を論じます。人生のものさしそのものを変えること。そして単位を、値段ではなく名誉のように働くものとして設計することです。

この本は公開の場で書かれており、読者がどこかを壊すたびに鋭くなっていきます。インパクティストになると、章が出来上がるたびに読むことができ、まだ間に合ううちに反論できます。

注釈付きライブラリー

議論が立っているライブラリー。

議論の流れに沿って並べています。 不利な証拠 の印が付いた項目は、反対側にとって最も強力な材料です。疑っている方は、そこから読んでください。

ものさしの問題 — 豊かさのあとも地位は残る

Social Limits to Growth(『成長の社会的限界』)

フレッド・ハーシュ · Harvard University Press · 1976

私たちの議論の第一段階を支える、最も重要な一冊。地位財、つまり物理的ではなく社会的な希少性こそ、成長だけでは地位の競争が終わらない理由です。

Is the Desire for Status a Fundamental Human Motive?

キャメロン・アンダーソン、ジョン・アンガス・D・ヒルドレス、ローラ・ハウランド · Psychological Bulletin 141(3) · 2015

地位の希求は文化・性別・年齢を超えて根源的だ、と結論づけたレビュー。ものさしを無くせるふりをするのではなく、より良いものさしを設計する理由がここにあります。

The Theory of the Leisure Class(『有閑階級の理論』)

ソースティン・ヴェブレン · Macmillan · 1899 · 全文無料公開

「顕示的消費」という言葉は、それを実証する現代の消費者が現れる前に生まれました。風刺的で、実証研究以前のものでありながら、いまなお「見せびらかしとしてのお金」の最も鋭い描写です。

お金、幸福、生きがい

Income and emotional well-being: A conflict resolved

マシュー・キリングスワース、ダニエル・カーネマン、バーバラ・メラーズ · PNAS 120(10) · 2023

「年収7万5千ドルで頭打ち」という俗説を葬った敵対的協働研究。幸福は大半の人で対数所得とともに上がり続け、約10万ドル超で頭打ちになるのは最も不幸な2割だけでした。私たちは俗説ではなく、意図してこちらを引用します。

Long-Run Effects of Lottery Wealth on Psychological Well-Being 不利な証拠

エリック・リンドクヴィスト、ロベルト・エストリング、デイヴィッド・セサリーニ · Review of Economic Studies 87(6) · 2020

スウェーデンの宝くじ高額当選者は、当選から20年経っても人生への満足度が高いままでした。お金が因果的に効くことを示す最もクリーンな証拠です。「お金は重要ではない」と主張する人は必ずこの研究を乗り越えなければなりません。だからこそ、私たちはそうは主張しないのです。

Rising morbidity and mortality in midlife among white non-Hispanic Americans

アン・ケース、アンガス・ディートン · PNAS 112(49) · 2015 · のちに Deaths of Despair(邦訳『絶望死のアメリカ』)Princeton UP, 2020 として拡張

「絶望死」の発見。経済が必要としなくなった人々の間で、自殺、薬物の過剰摂取、アルコール性肝疾患が増えている。所得の喪失だけでなく、仕事と共同体と生きる意味の喪失が原因だ、という二人の解釈には異論もあり、本人たちも慎重に論じています。

Purpose in Life and Its Relationship to All-Cause Mortality and Cardiovascular Events

ランディ・コーエン、チラグ・バヴィシ、アラン・ロザンスキー · Psychosomatic Medicine 78(2) · 2016

13万6,265人を対象としたメタ分析。交絡因子を調整したうえで、生きる目的は死亡率の約17%の低さを予測します。観察研究であり調整済みではあるものの、実験的に切り分けられたことはありません。

Self-determination theory and the facilitation of intrinsic motivation, social development, and well-being

リチャード・ライアン、エドワード・デシ · American Psychologist 55(1) · 2000

ウェルビーイングが何でできているかについて、最も検証された説明。自律性、有能感、関係性。このリストに何が載っていないかに注目してください。

Why Are the Unemployed So Unhappy?

リリアナ・ヴィンケルマン、ライナー・ヴィンケルマン · Economica 65(257) · 1998

仕事を失う痛みは、失った給料の分では説明できないほど大きい。仕事が収入だけでなくアイデンティティと目的を運んでいることを示す、古典的なパネルデータの証拠です。

Suicide: A Study in Sociology(『自殺論』)

エミール・デュルケーム · 1897

「アノミー」という概念の出どころ。そして、好景気にも自殺が増えたという観察。繁栄が意味を追い越すという発見は、19世紀からあったのです。

Economic Possibilities for our Grandchildren(「孫の世代の経済的可能性」)

ジョン・メイナード・ケインズ · 1930 · 全文無料公開・15分で読めます

ポスト希少性の問いを最初に立てたテキスト。何も求められなくなったとき、人は何をするに値するのか。成長の計算はおおむね正しかったのに、彼の予言した週15時間労働は来ませんでした。その理由こそ、このサイトの半分が扱っている主題です。

パラドックスの研究 — 報酬はいつ蝕み、いつ蝕まないのか

The Gift Relationship: From Human Blood to Social Policy 不利な証拠

リチャード・ティトマス · Allen & Unwin · 1970

贈り物にお金を払うとそれを壊してしまう、という警告の原点。一律には成り立たないことを示した2013年のメタ分析(下記)とあわせて読んでください。真実は伝説より狭く、そして面白いのです。

Incentivizing Blood Donation: Systematic Review and Meta-Analysis to Test Titmuss' Hypotheses

クラウディア・ニザ、ブルジュ・トゥン、テリーザ・マルトー · Health Psychology 32(9) · 2013

伝説の検算。対照研究を通してみると、インセンティブは献血に対して全体として負の効果を示しませんでした。自分たちの側への訂正も引用する。それが私たちの約束です。

A Meta-Analytic Review of Experiments Examining the Effects of Extrinsic Rewards on Intrinsic Motivation

エドワード・デシ、リチャード・ケストナー、リチャード・ライアン · Psychological Bulletin 125(6) · 1999

パラドックス全体の見取り図。予告された、形のある、条件付きの報酬は意欲を蝕み、称賛はそれを強め、不意打ちの報酬は害を与えない。「値段ではなく名誉のように」の実証的な土台です。

A Fine Is a Price

ウリ・ニーズィー、アルド・ルスティキーニ · Journal of Legal Studies 29(1) · 2000

ハイファの保育園の研究。お迎えに遅れた親に罰金を科すと、遅刻はむしろ増え、規範は二度と戻りませんでした。有名で鮮烈ですが、2020年の追試は再現に失敗しています。私たちはその両方の事実を併記します。

Incentives and Prosocial Behavior

ローラン・ベナブー、ジャン・ティロール · American Economic Review 96(5) · 2006

メカニズムの解明。報酬は、善い行いがその人について物語るものを濁らせます。徳にお金を払うと、かえって徳が減りうる理由。ノーベル賞経済学者の筆によるものです。

What Money Can't Buy: The Moral Limits of Markets(『それをお金で買いますか』)

マイケル・サンデル · Farrar, Straus and Giroux · 2012

「腐敗」と呼ばれる反論の、哲学的な定式化。善きものに値段を付けると、その意味が変わってしまう。このセクションで最も読みやすい一冊です。

Honours versus Money: The Economics of Awards

ブルーノ・フライ、ヤナ・ガルス · Oxford University Press · 2017

動機づけを締め出すのではなく呼び込む、唯一のインセンティブ。それが名誉です。インフレ、嫉妬、誤り。私たちの設計が制約として引き受けている失敗のかたちも収められています。

Fostering Public Good Contributions with Symbolic Awards

ヤナ・ガルス · Management Science 63(12) · 2017

ウィキペディアでのランダム化比較試験。金銭的には無価値な、仲間から贈られるバッジが、ボランティアの定着率を約20%高めました。象徴的な承認が与える心を強くするという、最もクリーンな因果の証拠です。

The Nature of Slacktivism 不利な証拠

カーク・クリストファーソン、キャサリン・ホワイト、ジョン・ペロザ · Journal of Consumer Research 40(6) · 2014 · ブランケン、ファン・デ・フェン、ゼーレンベルクによるモラル・ライセンシングのメタ分析(PSPB 41(4), 2015)とあわせて

人目につく形だけの善意の表明は、のちの実質的な助けを減らします。目に見える善行ひとつが、その後の悪い振る舞いの免罪符になりうる(d ≈ 0.31。出版バイアスで過大になっている可能性は著者ら自身が認めています)。「イメージの経済」という反論の全容であり、反論10で答えています。

Motivational Spillovers from Awards: Crowding Out in a Multitasking Environment 不利な証拠

ティモシー・グブラー、イアン・ラーキン、ラマー・ピアース · Organization Science 27(2) · 2016

純粋に象徴的な皆勤賞が裏目に出た事例。働き手は基準を攻略し、もともと時間を守っていた人たちはむしろ悪化しました。名誉を値段のように、つまり固定され公表された基準で組み立てると何が起きるか。インパクト本位制がそうした基準を持たない理由です。

Superstar CEOs 不利な証拠

ウルリケ・マルメンディア、ジェフリー・テイト · Quarterly Journal of Economics 124(4) · 2009

名誉が腐敗する例。賞を獲ったCEOは手を抜き、報酬を引き出し、利益を粉飾するようになります。承認が、責任ある仲間からの敬意ではなくメディアの与える名声になったとき、何に変わるか。私たちの「贈り手の重み付け」が避けようとしている失敗です。

測定とその病理

"Improving ratings": audit in the British University system

マリリン・ストラザーン · European Review 5(3) · 1997

誰もがグッドハートの言葉だと思っている一文の出典。「測定が目標になるとき、それは良い測定であることをやめる」(訳)。監査文化が組織に何をするかを論じた、わずか5ページの論文です。

Assessing the impact of planned social change

ドナルド・キャンベル · 1976 / Evaluation and Program Planning 2 · 1979

キャンベルの法則。利害の大きい指標は、それが監視するプロセスそのものを腐敗させる。グッドハートの法則の双子であり、その社会の側の半分を明文化したものです。

Coercive Citation in Academic Publishing

アレン・ウィルハイト、エリック・フォン · Science 335 · 2012

調査に答えた研究者の5人に1人が、引用を強要された経験を持っていました。世界最古の相互承認の仕組みが、数えられる数字に圧縮されたとき起きたことです。

The Matthew effect in science funding

タイス・ボル、マタイス・デ・ファーン、アルナウト・ファン・デ・レイト · PNAS 115(19) · 2018

採択ラインをわずかに上回った研究者は、ほぼ同等の僅差落選者の2倍の研究費を積み上げていきます。承認は、何かが減衰させない限り、複利で貴族制へと固まっていくのです。

Action needed to make carbon offsets from forest conservation work for climate change mitigation

タレス・ウェスト他 · Science 381 · 2023 · 「Are Carbon Offsets Fixable?」(Annual Review of Environment and Resources 50 · 2025)とあわせて

「検証済みのインパクト」が買えるようになると何が起きるか。実体のない削減量がおよそ3倍も過剰にクレジット化され、25年を振り返るレビューは大半のプログラムが失敗したと結論づけました。換金できない設計の論拠が、トン単位で積み上がっています。

China's Social Credit System in 2021: From fragmentation towards integration

カーチャ・ドリンハウゼン、ヴィンセント・ブリュッセー · MERICS China Monitor 67 · 2021 · ジェレミー・ダウムによる China Law Translate の報告とあわせて

中国が実際に何を作ったのかについての、まじめな研究。統一されたスコアは存在せず、それでもなお萎縮効果はある。どちらの向きに使うにせよ、あの俗説を持ち出す前の必読文献です。

Wealth Inequality Is Even Worse in Reputation Economies 不利な証拠

コリイ・ドクトロウ · Locus · 2016

フィクション史上最も有名な評判通貨を生み出した作家自身が、なぜそれがひどいものになるかを説明しています。反対側の手で書かれた、私たちの要件定義書です。

Working in Public: The Making and Maintenance of Open Source Software

ナディア・エグバル · Stripe Press · 2020

実際に動いている承認の経済についての、最良のフィールドワーク。そしてその病理も。スターの数は人気を追いかけ、見えないメンテナーは燃え尽きていく。どちらの教訓も、私たちが引き受けるべきものです。

アテンション・エコノミー

Designing Organizations for an Information-Rich World

ハーバート・サイモン · 1971

「情報の豊かさは、注意の貧しさを生む」(訳)。インターネットが存在する前にアテンション・エコノミーの到来を見抜いていた、ノーベル賞受賞者の言葉です。

Emotion shapes the diffusion of moralized content in social networks

ウィリアム・ブレイディ他 · PNAS 114(28) · 2017

56万3,312件のツイートの分析。道徳的・感情的な単語がひとつ増えるごとに、拡散率は約20%上がります。「目立つこと」のものさしが何を選び出すのか、その実測値です。

Engagement, user satisfaction, and the amplification of divisive content on social media

スミタ・ミリ他 · PNAS Nexus 4(3) · 2025

事前登録された監査研究。エンゲージメント順のランキングは、ユーザー自身が望まないと答える外集団への敵意を増幅していました。エンゲージメントは好みではありません。ただ測られてしまったものにすぎないのです。

The Attention Merchants

ティム・ウー · Knopf · 2016 · ジェニー・オデル How to Do Nothing(邦訳『何もしない』)Melville House, 2019 とあわせて

注意を刈り取る産業の歴史と、それを拒むための現代最良の手引き。このセクション全体への、最も読みやすい入り口となる2冊です。

設計の先例と系譜

なめらかな社会とその敵

鈴木健 · 勁草書房 · 2013 · PICSYの初出は2009年

地球上で最も近い先行研究。購買力が測定された貢献と等しくなる通貨を、PageRankのように計算するところまで作り込んでいます。私たちは根本のところで異なります。人について計算されるのではなく、人から贈られるものであり、そもそも通貨には決してならない。そのうえで、この知的負債には名前を添えて敬意を払います。

A Flexible Design for Funding Public Goods

ヴィタリック・ブテリン、ゾーイ・ヒツィグ、グレン・ワイル · Management Science 65(11) · 2019

クアドラティック・ファンディング。「いくら払うか」ではなく「何人が気にかけるか」で実際のお金を動かす仕組みとして、最も広く実装されてきました。記録に残るそのシビル攻撃の数々が、私たちに「ひとりの人間にひとつの重み」という制約を教えてくれました。

Plurality: The Future of Collaborative Technology and Democracy

グレン・ワイル、オードリー・タン、⿻コミュニティ · オープンソース書籍 · 2024

価値の複数的でコミュニティ規模のガバナンスをめざす、現代で最も射程の広いプログラム。私たちの隣人ですが、同じではありません。彼らの仕組みはお金を配分し、私たちのものさしはお金になることを拒みます。

The Gift (Essai sur le don)(『贈与論』)

マルセル・モース · L'Année Sociologique · 1925

贈与を通じた地位の人類学。そして、贈与が軍拡競争のように激化しうるというポトラッチの警告。先例であると同時に、戒めでもあります。

Governing the Commons

エリノア・オストロム · Cambridge University Press · 1990 · 2009年ノーベル経済学賞

共同体は中央の統制も私有化もなしに共有物を統治できる、という証明。8つの設計原理が添えられています。「複数的で、コミュニティ規模で、仲間によって統治される」の実証的な背骨です。

Money Is Memory

ナラヤナ・コチャラコタ · Journal of Economic Theory 81(2) · 1998 · デヴィッド・グレーバー Debt: The First 5,000 Years(邦訳『負債論』)2011 とあわせて

お金の仕事は「誰が誰のために何をしたか」の記録で代替できる、という形式的な証明。これにより「その記録は何を忘れるのか」は、詩的な問いではなく技術的な問いになります。

Human Development Report 1990

UNDP · マブーブ・ウル・ハック、アマルティア・セン · 1990 · セン Development as Freedom(Knopf, 1999)とあわせて

「唯一のものさしとしてのGDP」は世界規模でも王座から降ろせる、という証明。そして、ひとつの数字への圧縮に抵抗し続けたセンの姿勢には、私たちが複数性のルールに組み込んだ警告があります。

A Short Guide to Gross National Happiness Index

カルマ・ウラ、サビーナ・アルキレ、ツォキ・ザンモ、カルマ・ワンディ · OPHI / Centre for Bhutan Studies · 2012

ブータンが実際にGNHをどう算出しているか(2008年以降、9つの領域)。あとから遡って語られた起源の物語や、ロツァンパの人々の追放という影も添えて引用します。ものさしは、良心ではないからです。

The Great Transformation(『大転換』)

カール・ポランニー · 1944

市場社会は経済と社会の関係を逆転させた、という古典的な議論。価値を貢献で裏づけることは、ポランニーの言葉で言えば「再埋め込み」です。しかも、市場を壊さずに。

『論語と算盤』と合本主義

渋沢栄一 · 1916 · 渋沢栄一記念財団の資料

約500社の設立に関わった人物による、道徳と経済は一体であるという思想。使命を第一に置く資本の、日本の系譜です。その哲学に測定の仕組みが与えられることは、これまでありませんでした。

人新世の「資本論」

斎藤幸平 · 集英社 · 2020

成長そのものが危機だと論じ、50万部に達した日本のベストセラー。報いる先を誤っているという診断は共有しつつ、処方箋で道を分かちます。私たちは、ものさしを変え、市場は残します。

The Human Condition(『人間の条件』)

ハンナ・アーレント · University of Chicago Press · 1958

労働、仕事、活動。機械が労働を引き受けたとき残るのは活動、すなわち他者のあいだで行為する生です。AIがこの問いを切実なものにする半世紀前に、アーレントはポスト労働の問いに名前を与えていました。

所得の床、仕事、そして豊かな未来

Evaluation of the Finnish Basic Income Experiment

オッリ・カンガス他 · フィンランド社会保健省/Kela · 2020 · GiveDirectlyのケニアRCTの結果、ジョーンズ&マリネスクによるアラスカ配当の研究とあわせて

所得の床についての実際の証拠。ウェルビーイングは改善し、労働は崩壊しませんでした。正直な限界も添えます。豊かな国で、暮らせる水準の床を丸ごと検証した例は、まだありません。

Moore's Law for Everything

サム・アルトマン · 2021

フロンティアAI企業のCEOが、AIのもたらす豊かさを予測し、それに見合う再分配を提案した文章。私たちはこれをあるがままに引用します。利害当事者による予測ですが、どちらに転んでも、ものさしの問いを切実にするものです。

Work: A Deep History, from the Stone Age to the Age of Robots

ジェイムズ・スーズマン · Penguin Press · 2021

人はなぜこれほど働くのか、そして果てしない労苦は人間の本性ではない、という人類学。サーリンズの論争含みの「始原のあふれる社会」の、慎重な後継者です。

Less is More(『資本主義の次に来る世界』) & Doughnut Economics(『ドーナツ経済』)

ジェイソン・ヒッケル · 2020 · ケイト・ラワース · 2017

隣り合う枠組み。脱成長は経済の物量の向きを変え、ドーナツは経済の目標の向きを変えます。どちらもマクロ政策であり、私たちが扱うのは、その両方が開けたままにした問い、すなわち個人が何で測られるかです。両立可能で、そして別物です。

上のすべての項目と、このサイト全体でなされる主張は、ウェブサイトのリポジトリにある公開の出典監査で管理されています。引用にあたって私たちが背負うべき注意書きも、そこに添えてあります。誤りを見つけたら、教えてください。それ自体がひとつのインパクトです。

お金よりインパクト

お金ではなく、インパクトを人生のものさしに。

信条を読んで、あなたの名前を加えてください。