インパクティズム財団
「お金ではなく、インパクトを人生のものさしに」
資本主義はエンジン。
インパクティズムは羅針盤。
資本主義は富を生み出す優れたエンジンです。けれど、エンジンはどこへ向かうかを決められません。方向を決めるのは文化です。インパクティズムはその文化、すなわち羅針盤であり、それを築く財団です。
署名は無料です。点数もなければ、会費もありません。あるのは、自分の意思でする約束だけです。
本当のてこ
優れたシステムにも、良い文化が要る。
資本主義は、人類がこれまで築いたなかで最も強力な、富を生むエンジンです。けれどそのエンジンには、その富が何のためにあるのかは答えられません。その答えはシステムからは決して出てこず、私たちがその上で動かしている文化からしか生まれません。お金を崇めれば、私たちはより豊かに、そしてより孤独になります。終わりのない地位の競争です。貢献を称えれば、同じエンジンが、生きるに値する人生を築きはじめます。民主主義も同じです。信頼と参加の文化がなければ、優れた制度も朽ちていきます。私たちが頼るどのシステムも、選んでいると気づかないまま選んでいた文化の上に立っているのです。
お金を崇める文化
便利な道具を、人生まるごとの成績表に変えてしまいます。そして競争は終わりません。いつも誰かが、もっとお金を持っているからです。お金の握る力がゆるんだところでは、アテンションが同じ席に滑り込みます。再生数、フォロワー、騒がしさ。大きな人生ではなく、ただ声の大きな人生です。
インパクトを称える文化
同じ市場、同じお金。けれど称えるのは、あなたが他の人の人生に実際に何を加えたかです。本当の選択は、はじめから「資本主義か、ほかの何かか」ではありませんでした。私たちの文化が、何を称えると決めるか。そしてそれは、意志をもって選べるのです。
なぜ大切か
お金が買い足せる「よき人生」は、増えるほどに小さくなる。
ミームを取り払って研究を読むと、そう書いてあります。お金は確かに役に立ちます。ただその効果は、収入が倍になるたびに小さくなっていきます。一方で、生きがい、貢献、人とのつながりは、どの所得水準でも「生きるに値する人生」を予測し続けます。そしてそれこそ、アテンション・エコノミーが真っ先に蝕むものです。
インパクティズムが社会に求めるのは、私たちを本当に幸福にするものを称えることです。ものさしは手段にすぎません。目的は、生きるに値すると感じられる人生です。
根拠を自分の目で確かめるインパクティズムとは
人生を、何を与えたかで測る人たち。
考えは、それだけです。インパクティズムはひとつの運動であり、その担い手がインパクティスト。人生を、何を蓄えたかではなく、何を貢献したかで数えることを選んだ人たちです。
最初の行動は、称えられることを求めるのではなく、称えることです。古い成績表が見落とした誰かを思い浮かべて、The Uncounted に推薦してください。
この運動の内側には、さらにふたつの層があります。運動を支えるインパクト本位制と、その本位制がいつか走るための承認の単位です。まずは宣言から。
スイッチではなく、曲線
未来を信じていなくても、いま始められます。
インパクトを称えることは、いま大切で、豊かさが広がるほどさらに大切になります。お金や市場をなくそうとは言いません。私たちの文化が何を称えるかを、意志をもって選ぼうというだけです。
お金がまだ多くを測る時代。だから、文化から始めます。
お金の経済と並行して、目標はシンプルです。貢献を見えるようにし、称えられるようにすること。良いことをした人に、生きがいと信頼と敬意が集まるようにすることです。まずは文化から。特別な仕組みは要りません。今日から参加できます。
土台があらゆるニーズを満たすなら、何を称えるかがより重みを増します。
AIのもたらす豊かさが、いつの日か高い基本的な所得の土台を支えるなら(これは予測であり、私たちも予測と明記します)、誰にとっても生存はもう問いではなくなります。お金も富の差も残り、市場も回り続けます。変わるのは文化です。ニーズが満たされたとき、人生が何のためにあるのかが中心へと移っていきます。
架け橋: フェーズ2が深めていく文化を、フェーズ1が築きます。だから、いま始めるのです。
目的地
100年後、食卓で最初に出る問いは「お仕事は?」ではなく、「あなたは何を世話していますか?」になります。
市場はなお回り、ある人は他の人より豊かで、誰も欠乏に置かれません。変わったのは、人が何を称えるかです。この道がどこへ向かうのか。そして何に正直に依存しているのか。見えている限りを、率直に書きました。
ビジョンを読む
あなたの存在は、ほかの人生に何を与えたか。
入り口
運動への、6つの扉。
インパクティストになる
宣言に署名して、インパクトを自分のものさしに選んだ人たちに加わる。
参加する宣言
2分で読めて、1分で署名できる短い信条。
読む本とエッセイを読む
『The Impact Standard』と、この考えを育てていくエッセイ。
一覧へ誰かを称える — 最初の行動
お金の成績表が見落としたひとりに、手紙を書く。20分。相手はひとり。観客はいません。
称える手紙サークルを立ち上げる
月に1時間、互いの仕事に立ち会い、見たものに名前を与える5〜15人。
手順はたった1ページ「インパクトで何も買えないなら、誰が気にかけるの?」
もっともな問いです。では、金メダルはなぜ大切にされるのでしょうか。給与明細を覚えている人はいません。
正直な答え企業・団体の方へ
組織は、ひとりを称えることで参加します。
会費も、認証も、監査もありません。売上の数字が見落とした貢献者をひとり推薦してください。自社の社員でもかまいません。それだけで、あなたの組織は運動の一員です。
知の系譜
私たちは、実在する巨人の肩の上に立っています。
インパクティズムは、どこからともなく現れたのではありません。「何を数えるかが、私たちが何になるかを決める」と論じてきた人々の系譜の、その次の一歩です。
ジョン・メイナード・ケインズ
1930年、彼はこの運動が答えようとする問いを立てました。生存の費用を払い終えたとき、人は何をするに値するのか。
フレッド・ハーシュ
1976年、豊かさが地位の競争を終わらせない理由を示しました。ものさしは必ず存在する。選べるのは、それが何を測るかだけです。
動機づけの科学者たち
デシとライアンから、ウィキペディアでのランダム化比較試験まで。半世紀の実験が示してきました。値段は与える心を蝕み、称えることはそれを強くします。
この議論が実際に立っている肩は、ここにあります。すべての主張を検証し、出典を付け、限界もそのまま根拠に載せています。
より広い系譜もそこに。ブータンの幸福の会計、人間開発指数、日本のPICSY。それぞれに敬意を払い、私たちとの違いも名指ししています。
お金ではなく、インパクトを人生のものさしに。
あなたの名前を加えてください。運動と本位制がこれからどこへ向かうのか、ときどき手紙でお知らせします。
中央のスコアはありません。純粋さのテストもありません。あるのは、自分の意思でする約束だけです。
メールアドレスは署名の記録のためだけに保存し、ご希望があればいつでも削除します。