サークル
サークルとは、互いの仕事に実際に立ち会っている5〜15人の集まりです。月に1時間集まり、目にした貢献を声に出して本人に伝えます。必要なものは、下にある1ページだけ。始めるのに、私たちの許可は要りません。
仕組みのページにも正直に書いてあります。称えるという営みが実証されているのは、村や町内、プロジェクトといった、貢献を直接見届けられるほど小さな共同体の規模までです。それが数百万人の規模でも生き残るのかは、未解決問題リストの筆頭にあります。だからこの運動は、証拠のある場所から始めます。小さな部屋と、本物の立会人から。
サークルとは、その「小さな部屋」のことです。一緒にものをつくり上げるチーム。同じ通りの住人。研究室。家族。そこにいる人たちは、互いの実際の仕事をすでに見ています。だからこそ、そこで交わされる承認は、構造上、贈り手の重みを備えています。その仕事を判断する目を持つ唯一の人たちから、贈られるものだからです。
正直に言えば、サークルは実験でもあります。全員が前もって知っている恒常的な実践として、「立ち会いに基づく承認」を検証した研究はまだ存在しません。1年続いたサークルはどれも、いまは誰も知らない何かを、この運動に教えてくれます。
手順
1時間、4つのパート。点数はつけません。
このページを印刷すると、手順だけが1枚の紙になって出てきます。サークルが集まる場所に貼っておいてください。
サークルの手順
称えることが機能する規模で実践する、インパクティズム
誰と
互いの実際の仕事や暮らしを見ている5〜15人。チーム、ご近所、研究室、信仰のコミュニティ、家族。資格は「立ち会っていること」だけです。それ以外には、何もありません。
いつ
月に1回、1時間。休む月があってもかまいません。説明なしで戻ってきてください。この実践は、わざと寛容にできています。
1時間の流れ
- 集まる(5分)。議題も近況報告もありません。席に着くこと自体が議題です。
- 名指しで称える時間(30分)。一人ずつ、前回からのあいだに立ち会った貢献をひとつ、具体的に、その貢献をした本人に向かって伝えます。「すごいね」ではなく、「14日の夜中に障害が起きたとき、あなたは残ってくれた。あなたが残ってくれたから、出荷できた」のように。受け取った人は「ありがとう」とだけ言います。謙遜して受け流さないこと。見てもらうことこそが、目的だからです。
- 数えられなかった人の時間(15分)。サークルの外にいて、今月その貢献が誰にも見られなかった人をひとり挙げます。誰かが手を挙げて、次の集まりまでにその人へ称える手紙を書きます。
- 締めくくり(5分)。議事録も、宿題も、次回までの課題もありません。この1時間そのものが、目的でした。
ルール
- 点数も、順位も、人についての記録もつけない。点数をつけはじめた瞬間、それはもうサークルではありません。
- 基準を設けない。「小さすぎて言うほどでもない」貢献は存在しません。基準を公表した瞬間から、承認は攻略の対象になります。
- 沈黙してもよい。誰でも、称えることも称えられることもせず、その回をただ座って過ごしてかまいません。純粋さのテストは、決してしません。
- 誰でも、いつでも、抜けてよい。記録のない人は「まだ知らない人」であって、決して「信用できない人」ではありません。
- お金を決して結びつけない。ボーナスも、ギフトカードも、その場で決める賞品もなし。言葉で称えること、それがやり取りのすべてです。
お金よりインパクト · impactismfoundation.org/ja/circles
今月、立ち上げる
あなたの仕事にすでに立ち会っている人たちを思い浮かべてください。このページに、ひとこと添えて送るだけです。「月に1時間、お互いがしてくれたことを言葉にして伝え合う会。点数も宿題もなし。どう?」この誘いには、たいていすぐ「いいよ」が返ってきます。理由は単純です。ほとんど誰もが、自分をちゃんと見てもらうことに飢えているのに、誰もそれを頼まないからです。
サークルに登録は要りませんし、私たちは名簿も持ちません。これは設計上の選択です。なぜ私たちが台帳を嫌うのかは、仕組みのページに書いています。それでも、自分のサークルの存在を運動の物語に数えてほしいとき、あるいは運営から何かを学んだときは、[email protected] までお便りください。サークルが学んだことが、本の知るところになります。